『サーフィン』のルーツはタヒチ
現在では、マリンスポーツの中心に位置するサーフィン。
サーフィンはどこで生まれ、どのように世界各国に、そして日本に伝わっていったのでしょうか?
■サーフィンの歴史
サーフィンの歴史は古く、西暦400年までさかのぼります。
タヒチに住む古代ポルネシア人は、タヒチのサンゴ礁によって生まれる高い波を乗り越えて、漁をしていました。
その漁から戻る時に、アウトサイドから転覆しないように、舟を波にのせて走行していたようです。
これがサーフィンの原型です。
ハワイやタヒチで、バナナなどの硬い木で作られたサーフボードで娯楽としてサーフィンを楽しんでいたのを、1778年に島を訪れた探検家によって発見され、西洋に伝えられました。
その後、ハワイでは、西洋文化の流入や宗教的な理由により、サーフィン文化は一時的に後退しましたが、20世紀当初に再びサーフィンが復活し、国民的なスポーツとなっていきました。
また、サーフィンが原型となり生まれたスポーツもあります。
それは、スノーボード、スケートボード、ウィンドサーフィンです。
これらのスポーツも世界中で楽しまれています。
現在、ISA(インターナショナルサーフィンアソシエーイション)加盟国の40カ国とそれ以外の国々でもサーフィンはスポーツとして楽しまれています。
世界中のサーフィン人口は3000万人にも及びます。
■日本におけるサーフィンの歴史
1960年頃に湘南や千葉辺りで在日アメリカ人によってサーフィンが紹介されました。
そこから日本におけるサーフィンの歴史はスタートします。
1965年には鴨川海岸で日本初の「第1回サーフィン選手権大会」が開かれました。
その後日本サーフィン連盟も結成され、全国へとサーフィンが拡がっていくのです。
日本にサーフィンが入ってきて半世紀が経ち、現在、日本のサーフィン人口は200~300万人にもなり、マリンスポーツの中心的な存在となっています。
また、サーフファッションは、文化としても定着してきています。
■サーフィンの楽しみ方
「自分の力量を知り、その限界ギリギリのところで自然と遊ぶ」というふうに、サーフィンは自然を相手にするスポーツです。
自然がつくりだす波の形は毎回毎回違うので、それに合わせて自分の技術と判断が要求されるところが、サーフィンの魅力なのです。
サーフィンの楽しみ方は千差万別です。
技を競い合う競技サーフィン、気ままに楽しむフリーサーフィン、あなたはどんなふうにサーフィンを楽しみますか?
■ハイレベルな技が繰り広げられるサーフィン競技大会
プロのハイレベルなライディングを見るだけでとてもいい刺激になります。
また、自分自身が大会に参加してみてはいかがでしょうか?
プロ戦出場となると資格が必要ですが、アマチュアが参加できる大会もあります。
まずは、基本的な競技の採点方法を理解し、大会をより楽しみましょう。
【ジャッジ方法】
3~5人のジャッジが、各選手のライディングを1~10点で採点する。
【競技方法】
選手はゼッケンをつけ、4~5人で1ヒート(グループ)とし、15~20分間競技をする。
乗る波の回数も制限されており、その中からベスト2ウェーブの合計点で上位2人が次のラウンドに進出します。
4~6人で行われる決勝戦までこの方法で進行されます。
【採点方法】
・波のブレイク(崩れる波)にサーフボードをあてて、縦・横に動く。
・スピードに乗る。
・挑戦的な技をする。
これらが高得点につながります。
高得点につなげるためには、多くの技ができる波を選ぶことが大きなポイントとなります。
ルール違反をし、ペナルティーを受けると、次のラウンド進出は困難になります。
日本プロサーファー連盟によるプロサーファー日本一を決めるツアーが毎年行われています。
・ショートボード(男女) 4~10月 全5戦(特別戦1戦あり)
・ロングボード(男) 4~ 9月 全5戦(特別戦2戦あり)
最終戦はツアーの中で最も歴史と権威のある『All Japan Pro』という名称がつけられ、ツアー最高の賞金総額をかけて戦っています。